テーブルウェア

うつわ超入門!箸置きのススメ

ssyouhei

 いらっしゃいませ!

 本日はゆるっとしたお話しでもしましょう。タイトルに「入門」だなんて入ってますが、今回はためになる話を共有しようなんて気はございません。

 というわけでハイ、今回は箸置きの話です。皆さん使ってますか?箸置き。

 「うちの家庭は箸置きを使うほど上品じゃないわよ~。」って思われる方、私も未だに鍋で即席めんとかやるタイプなので導入して大丈夫ですよ。

 私も箸置きを使い始めたのはつい最近。それまでは飯椀や皿の淵を渡すように置いていました。ただ私がそそっかしいのか、よく落としちゃうんですよね…で箸置きの導入に至ったわけですね。とりあえず手始めに3個だけそろえた箸置きも、今や順調に増えて10個になりました。増えたな~笑

 さて実際に箸置きを使ってみた結果、私が箸を落とす確率は格段に減りました。が、何より実感したのは箸置きひとつが与える食卓の影響力です。箸置きって思った以上に目を引くアイテムなんですよ。こんな小さなテーブルウェアなのに目から入ってくる情報量が多いんです。

 例えばこの箸置き。可愛らしい金魚の箸置きです。形はうちわか、それとも金魚すくいなどで貰える袋でしょうか?はたまた金魚鉢?夏祭りの金魚すくいをはじめ、金魚はどことなく夏を連想させますね。見ているだけで涼やかな気分になります。

 こちらはどうでしょう。染付の箸置きですね。日本における伝統的な正装・紋付き袴。袴の紋として描かれた花は丸い花弁が5枚。おそらく梅でしょうか?梅ということは冬の時期。冬に正装をする機会といえばそう、正月ですね!つまりこの箸置きは節目など格式高い食事にピッタリな、めでたい箸置きというわけです!…と言っても私、かな~りフランクに使ってますけどね。

 こんなのはどうでしょう?和の物が多い私の趣味からすると、かなり珍しいタイプのチョイスです。日本のご長寿アニメや童謡でおなじみ、赤い屋根の家の箸置きです。🏠←絵文字の家も赤い屋根ですね。(その割には最近見かけませんが、なんであんなに赤い家のイメージが強いんでしょうか?)おもちゃのような可愛らしさも相まって、使っていて楽しくも懐かしさを覚える、遊び心満載の箸置きです。

 とまあこんな感じで、箸置きひとつを取っても色々な物が見えてきます。食事をするためには箸を手に取る必要がありますし、その時に箸置きに必ず目が行くはずです。季節感を感じるもの目を引くようなデザインの箸置きを使うだけでも食事が楽しくなります!

 箸置きはワンコインから買えたりする物も多いので、ぜひお試し感覚で初めてみてください!それでは~。

 

店主紹介
気楽なスタッフ
気楽なスタッフ
現役サラリーマン
現在20代後半。大学生の時に観たドキュメンタリーがきっかけでうつわに魅了された男。

「ひとりでも多くの人がうつわに込められたメッセージを楽しんでほしい!」をテーマに活動すべく、個性豊かな愛用のうつわに振り回されつつ生活をしている。

愛用のうつわは笠間焼、備前焼、九谷焼きなど日本陶磁器が中心。西洋磁器はウェッジウッド、マイセンがお気に入り。食空間コーディネーター3級を持っています。

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