テーブルウェアフェスティバルの戦利品

ssyouhei

 いらっしゃいませ!

というわけで先日行ってきたテーブルウェアフェスティバルの購入品のご紹介です。

 前回の記事でお話しした通り、テーブルウェアフェスティバルは全国の窯元・生産者が一同に会する食卓の祭典。テーブルウェアの販売もかなり大規模で、普段自分なら目に入らないような食器とも出会える場なのです。むしろうつわを買わないと不自然なくらいです。こうやってうつわを増やしていく理由を正当化していくのです

 ただし!!今回は1種類、2枚だけ買いました!我ながら珍しく少なめ。年末ですし、今年もたくさんうつわ買いましたからね。

 今回購入したのは有田焼・松尾陶器の青白亜渕金 木瓜型手塩皿です。長い。

 有田焼も作風が随分と自由な作風ですね。伝統装飾技法が豊富…というか国内磁器生産の基盤となっている分、伝統に忠実な職人気質なイメージがありましたが、昨今は作家の台頭により作風に幅ができ、その影響により窯元も作風がかなり豊富になりました。有田焼散策も楽しそうです。

 なかでも今回の購入品は有田焼としては見たことがない作風でした。似たような作風をあげるなら美濃焼の人間国宝・加藤卓男のラスター彩がありますが、こちらはより青が強調された色になっていますので受ける印象はまるで違います。

 家に持ち買った後に手塩皿と知ったのですが、それはともかく。デザインモチーフにしているのが木瓜(ぼけ)ということなので、和製磁器であることには間違いないのですが、西洋磁器としても使える幅広さも惹かれたポイントです!

私の持ち合わせですとウェッジウッドのコロンビアゴールドあたりがよく合うでしょうか?どうも私白地に金彩が好きみたいですね。どうぶつの森のロイヤルシリーズで育ちましたので。

 もちろん和食の設えでも大活躍です!金彩とはいえ青味が買っているおかげでしょうか?青は食卓に馴染みやすい色ですからね。こういうところを見ると「ああ、有田焼だなぁ」って思いますね。

 カブの葉のお浸しをよそってみましたが、ちょっと大きく切りすぎちゃいましたかね。庶民派と言いますか、雑さが出ると言いますか…

 小皿系は食卓の雰囲気をガラッと変えてくれるアイテムです。種類を持っておくとメインの皿を変えなくても飽きの来ない食卓になりますので、ぜひ皆様活用してみてくださいませ。

 という訳で今回はここまで。それではまた~。

店主紹介
気楽なスタッフ
気楽なスタッフ
現役サラリーマン
現在20代後半。大学生の時に観たドキュメンタリーがきっかけでうつわに魅了された男。

「ひとりでも多くの人がうつわに込められたメッセージを楽しんでほしい!」をテーマに活動すべく、個性豊かな愛用のうつわに振り回されつつ生活をしている。

愛用のうつわは笠間焼、備前焼、九谷焼きなど日本陶磁器が中心。西洋磁器はウェッジウッド、マイセンがお気に入り。食空間コーディネーター3級を持っています。

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