産地情報

笠間焼初売り!『第27回彩初窯市』に行きました。

ssyouhei

新年あけましておめでとうございます!

本年も日本文化を少しでも私生活に取り入れるべく気楽にやって参りますので、どうぞよろしくお願いいたします!

さて新年一発目の投稿内容はこれで行こう!と決めていたのですが…予定を変更して今回は緊急で筆、もといキーパッドを叩いております。

というのも本日1月2日より開催されております笠間焼の初売りイベント『第27回彩初窯市』に行ってまいりました!

昨年は体調不良につき行けなかったのですが、今年はバッチリと行ってまいりましたよ!やはり私の新年は笠間の初売り無くして語れません!

初窯市は1月5日までの開催なので、今回は今後参加される方のために2026年の笠間焼初売りをレポートいたします!ぜひご参考になさってください!

笠間焼は江戸時代より続く関東地方最大規模を誇る陶磁器生産地。丈夫で豊富なデザインが魅力の笠間焼は、普段使いしていて決して飽きのこない陶磁器です。そんな笠間焼の本拠地である茨城県笠間市では毎年1月2日〜5日の間で大規模な初売りが行われます。それが今回参加した彩初窯市です。

陶器市は陶芸家にとっての晴れ舞台。新デザインの発表や技術交換の場でもあり、この日のために何ヶ月もかけて用意した自信作や厳選した作品が出回る貴重な場。陶磁器ファンとしてこれは見過ごせません!

ということでやってきました笠間駅。この日の天気予報は曇りのち雪。高速道路によるアクセスも便利な笠間市ですが、スリップが怖かったので本日は電車を利用しました。

電車でお越しの際は会場である笠間陶芸の丘までレンタサイクル、タクシー、市営バスなどがおすすめです。市営バスが最安値ですが、1時間に1本ペースなのでタクシーも要検討でしょう。迂回がなければ1,000円ちょっとで行けますしね。

ちなみに初売りの際に気をつけたいのが笠間稲荷神社の存在です。参拝したことがないので詳しく知らないのですが、どうも笠間稲荷は日本三大稲荷に名を連ねる、国内屈指の稲荷神社のようですね。

そう、会場までの道がめちゃくちゃ混むんですよ。初詣と当たって。

というのも初売りの会場である笠間陶芸の丘はその名の通り丘の上にあるのですが、笠間稲荷はそのふもとに位置します。つまり参拝と初売りのお客様が合流して渋滞になる可能性があるんです。車両系をご利用の方は要注意です。

そんなこんなで初売り会場です。さすが初日、賑わってます。

初売りの開催時間は10時から16時(最終日のみ15時まで)。会場マップを入手したらもう好きなだけ買い物をしましょう。陶器市は屋外イベント。常陸国の冬は寒いので防寒は必須ですよ。

陶器市で買い物をする際のコツは『即決即断』!これに限ります!!

普段の笠間であれば何箇所か売り場を見て、改めて欲しかった商品を買いに戻るといった厳選手法も取れるでしょう。しかし陶器市などのイベントは陶磁器が大好きな人たちが一気に集うイベントです。自分が欲しがった作品は欲しがる人もゴマンといらっしゃるモンです。

私も今回はやらかしました。こちらの作品を「三客なら即決したけど、在庫二客か〜」と様子見したものの、やはり欲しくなって戻ったらご売約…ご縁がありませんでしたね。

彩初窯市は約60組の陶磁器生産者が集います。規模感としては中堅と言ったところですが、他の産地と違って「隣のブースと、さらに隣のブースの作風がまるで違う」のが笠間焼。しっかり見れば規模感以上に手応えのあるイベントになります。さらに笠間陶芸の丘は常設ギャラリーショップもあるので、ここもチェックすれば3時間くらいの滞在が目安になると思います。

となると10時のスタートから参加しても、ランチタイムにバッティングしてしまいますよね。正月期間だけど昼食を取れるところはあるの?という点ですがご安心ください。会場内にはキッチンカーが来ていますよ

彩初窯市はフードメニューがたくさん!オムライスやクリームシチュー、ホットドッグなどハンドトスからしっかりめのメニューも揃っています!陶芸の丘もカフェ併設なのでそちらもアリですね!

私のオススメですか?

そりゃもう会場から徒歩7分の蕎麦屋 柊さんがオススメです。2日から営業しておりますので、ぜひ温かい部屋で温かい蕎麦を楽しんでください。

いや本当に美味しいんですよキッチンカー。美味しいんですけど、流石に山間部の冬空の下でじっとしてるのは厳しいものがあります。個人的にも蕎麦大好きですし。

会場を堪能したら近隣のギャラリーや観光地を回るも良し、さらなる出会いを求めて近隣のギャラリーを回るも良しです。最後まで笠間を堪能してから帰りましょう!

では最後に今回の出展者の中でも個人的に注目したいブースを紹介して終わりにしたいと思います!!名前の隣に書いてある数字はブース番号ですので、散策の際に参考になれば幸いです!

6.ランディEウージィ

スタッフがかねてより愛用しているカナダ出身の笠間焼作家。赤志野の技法をベースにゆったりとした作品を得意としています。奥様も共同出品しています。

17.李 志杰(リシケツ)

水で溶かした粘土を型に流し込んで成形する鋳込み(いこみ)を駆使し、唯一無二のカタチに挑む陶芸家。緩急のある作品は対峙した際に緊張感を覚えるほどです。

18.坪内孝典(つぼ窯)

愉快な作風の中に笠間焼の確かな技量を感じる作品を生み出す作家。普段使いが楽しくなるストライプやドットといったポップなお皿たちはぜひとも一式揃えで使いたい品物です。

53.火音陶房は松のうち

個人的には今陶器市にて最注目の陶磁器生産者。水彩画のように絵付けが柔らかくも端正で、モチーフも花や人物、幾何学模様と非常に華やか。飾りとしてもサマになるので、季節飾りにもオススメできます。ちなみに先述した買い逃した品物もここの作品。

56.尾﨑髙行(夢現窯)

自然釉や織部釉などを中心に、力強い土のエネルギーを閉じ込めたような作品を作る陶芸家。まあ癖が強い方々ですが織部や自然釉だけでテーブルセッティングをすると、それはそれはかっこいい食卓になるのでオススメです。マジかっけえっすよあれ。

47.工藤真人工房

茶道をやられている方はこちらがオススメ。

黄瀬戸や錆絵を得意とし、懐石料理でも通用するような美しい作品を手頃な値段で購入することができます。古道具と合わせても見劣りしないクオリティは必見です。

新年のはじまりは新しい食卓で。皆様もぜひ笠間焼 彩初窯市に足を運んで、素敵な一年の始まりを切ってくださいませ。

というわけで今回はここまで。今年もよろしくお願いします!それでは~!

店主紹介
気楽なスタッフ
気楽なスタッフ
数寄者兼サラリーマン
現在20代後半。大学生の時に観たドキュメンタリーがきっかけでうつわに魅了され、気が付けば日本文化の魅力にハマる。

「ひとりでも多くの人に日本文化を楽しんでほしい!」をテーマに、くらしで楽しめる日本文化を研究中!

とくに日本陶磁器には目がなく、いずれは販売店を持つべく画策中である。 一番のお気に入りは画像でも使用している九谷焼の花詰盃。もうね、たまんないよコレ。

記事URLをコピーしました